皆のエピソード– category –
浮気実体験を元に小説風に綴ったページです
-
皆のエピソード
深夜のトイレが長くなる夫
夜中の2時、夫がトイレから戻ってこない。 その違和感に気づいたとき、私の眠りは永遠に変わってしまった——。 もともと、眠りが浅いほうだった。 夫が夜中に起き上がる気配で、 うっすら目が覚める。 そのままトイレに行って、 戻ってきてまた眠る。 ずっ... -
皆のエピソード
休日の外出が増えた
ちょっと出てくる が、増えた。 その言葉を聞くたびに、私の中で何かが少しずつ、欠けていった——。 最初は、何も感じなかった。 「ちょっと出てくる」と言って 休日の午前中に出かける夫を 私は普通に見送っていた。 気分転換かな、と思った。 男の人には... -
皆のエピソード
ワイシャツに残る知らない柔軟剤の香り
洗濯物を畳んでいた手が、止まった。 知らない匂いがした——私たちの家では、使ったことのない香りが。 それは、何気ない月曜日の午後だった。 乾燥機から取り出した洗濯物を 畳もうとして、 夫のワイシャツを手に取った瞬間—— 鼻の奥に、ふわりと入ってき... -
皆のエピソード
忘れられた誕生日
私の誕生日を、夫は忘れていた。 ケーキも、花も、メッセージもない。ただ、いつもと同じ夜があった——。 その日の朝、私は少しだけ 期待していた。 大げさなことは望んでいない。 ただ「おめでとう」の一言でいい。 それだけで十分だと思っていた。 夫はい... -
皆のエピソード
ETCカードの履歴に、知らない道が残っていた。
ETCカードの履歴に、知らない道が残っていた。 それを見つけたのは、確定申告の書類を整理していた、二月の寒い夜のことだった——。 別に、疑っていたわけじゃない。 夫のクレジットカードの明細を開いたのは、 医療費控除の計算に必要な 領収書を探してい... -
皆のエピソード
財布の中に残った証拠
財布の中に、知らない女の影があった。 夫の財布を開けたのは、本当に偶然だった——。 あの日、私が夫の財布に手を伸ばしたのは、 宅配便の受け取りに必要な小銭が 見当たらなかったからだ。 「ちょっと借りるね」 そう心の中で断りながら、 テーブルの上に...
1